湯沢市秋ノ宮地域を流れる役内川と薄久内川が合流する地点、国道108号沿いのT字路そばに「目覚めの清水(しず)」と呼ばれる湧水があります。
冷たく引き締まった水が、人々の眠気や疲れを取り払ってくれることから名付けられました。はるか昔の応仁(1467年~1469年)の頃から、霊山「神室山」に続く神室道中や、有屋峠を越える修験者や旅人の力添えの水として親しまれたと伝えられています。
現在は五叉路公園として整備され、「清水を飲み、清新な気持ちで旅を無事に続けてほしい」と、交通安全の竜神社が建立されています。地域内外の人々が水を汲みに訪れる人気スポットです。
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