画像:亀田地区交流センター運営協議会

  「亀田地区交流センター運営協議会」は、横手市の委託を受けて「亀田地区交流センター」を運営しています。センターは旧亀田小学校を活用しており、体育館、グラウンド、陶芸用電気窯を備えた工芸室、多目的ホール、音楽室や和室を備えた多目的施設です。
  フラダンス、舞踏教室、陶芸、料理講習会、健康づくり講習会などが開催され、様々なサークル活動の拠点となっているほか、スポーツ少年団や中高生の部活動の練習場所にも利用されています。交流センターの補修や維持管理は横手市、活動内容などを運営協議会が担当しています。地域住民やサークルから、「こんな活動をしたい」など案が出ると、協議会で審議の上、横手市に申請して、活動の支援を行います。

 亀田地区交流センター運営協議会の活動で、一番大きな行事は毎年7~8月に行われる「夏まつり」です。以前、亀田地区交流センターの隣には児童館と保育園があり、夏祭りは平成14(2002)年から保育園と交流センター合同のイベントとして行われていました。現在は地区交流センター主催で、屋台やステージ発表など、世代間交流の場として定着しています。
 
 また、「担い手事業交流会」が毎年2月に開催されています。亀田は果樹(りんご・さくらんぼ・桃)を中心とした専業農家の割合が高く、後継者同士の交流や情報交換、研修の場として始められました。長野や青森など、りんごの産地への県外視察や、増田高校農業科のプロジェクト発表、若手農家の研究発表、十文字道の駅駅長の講演などを実施してきました。平成24(2012)年には農協青年部のプロジェクト発表が行われるなど、活発な議論が行われています。 

 こうして亀田地区交流センター運営協議会では、よりよい地域づくりのための活動が活発に行われています。

平成25(2013)年8月掲載
令和3(2021)年5月更新

 【お問い合わせ】亀田地区交流センター
●住所 横手市増田町亀田字半助村70
●電話 0182-45-2321
●FAX    0182-45-4091
●開館時間 8:30~22:00
●休館日 毎週月曜日、年末年始

【関連リンク】産地直送ブログ  
横手市亀田地域で「担い手交流会」が開催されました!(2024年3月掲載)
横手市亀田地域でりんご畑を散策~りんごのもぎ取り体験が行われました♪~(2021年10月掲載)
皆の思いを共有しよう!亀田の担い手事業交流会(2019年3月掲載)
亀田婦人会の「寒天博覧会」(2013年9月掲載)

こちらの記事もおすすめです

真人へぐり開削の沼沢久蔵

 江戸時代後期、横手市の亀田地域に「真人へぐり(“えぐられている”という意味)」という真人(まと)山の難所がありました。当時の真人へぐりは、あまりにも道が細く、通行する旅人が何人も命を落とす交通の難所でした。   ...

歴史

地域の偉人

藤原利三郎とりんご栽培

 横手市亀田地域を含めた旧増田町(現横手市)はりんごの里として知られています。日本におけるりんご栽培の歴史は意外にも浅く、現在、主に食べられている西洋りんごは、明治4年(1871年)にアメリカから持ち帰った75本の苗木...

歴史

地域の偉人

女性たちの加工グループ「アップルファーム」

           「アップルファーム」は、横手市増田の北東部に位置する亀田地域のリンゴ農家の女性たちが結成したグループです。昭和55(1980)年、当時の女性たちが生活改善グループとして活動を始め、地域の女性たちに引き継が...

買う

地域団体