「東経140°21’34’’」「北緯39°41’52’’」の場所に位置し、秋田県の「真ん中」として知られる「河辺へそ公園」は、秋田市鵜養(うやしない)地域の景勝地、岨谷峡の近くにあります。
昭和60年(1985年)、秋田県内の青年グループが「秋田県のへそ」にあたる地点を調べたところ、ちょうど河辺町が中心だったため、岨谷峡に「辺岨(へそ)神社」を建立しました。この時に設置された中心標の周辺を「へそ公園」と名付けました。
公園の入り口では、へそ公園で行われるへそ祭りで踊られる「へそ踊り」の様子をかたどった可愛いマスコット像が出迎えてくれます。
へそ公園の丘の上には、秋田県の真ん中であることを示す「中心標」や、経度・緯度が記されている銘板、「へそのゴマ」を意味するオブジェなどがあります。丘の上からは鵜養地域を一望でき、春には里山一のあちらこちらに咲き誇る山桜が楽しめます。また、周辺に光源がないことから、夜空に浮かぶ星座の観察にも人気のスポットです。
公園内には広々としたラジコンコースや野球場、バーベキューハウスなどのほか、ローラー滑り台などの遊具も充実しています。桜の季節から紅葉のシーズンまで、世代を超えて楽しめる「へそ公園」。道路も整備され、秋田市中心部から30分とアクセスも良好です。
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