秋田県北部に伝わる「赤ずし」は、お盆に仏壇やお墓のお供えとして作られてきました。ちょうど、赤しそが収穫できる時期とも重なり、「ご飯の漬物」とも呼ばれお盆の食卓には欠かせない一品でした。
材料と作り方はいたってシンプルです。まず、赤しそを洗って塩を入れて揉み、さらに三杯酢を入れて揉んでいくと汁が出ます。次に保存容器に揉んだ赤しそを汁ごと入れ、あらかじめ炊いていた餅米を人肌に冷まし、ご飯と赤しそを交互に重ねて入れていきます。最後に重石をして三日間寝かせ、軽く発酵させたら食べ頃です。
■参考文献
建設省東北地方建設局森吉山ダム工事事務所/編『阿仁川流域の郷土料理』
【関連リンク】産地直送ブログ
→能代市上町地域の“シゲちゃんの料理教室”で「赤ずし」づくり♪ (2021年8月掲載)
こちらの記事もおすすめです
能代ときめ木マルシェ
能代市上町地域では、平成30(2018)年から、“人と人とがつながる”をコンセプトに、毎月(6月~11月)第3日曜日に「ときめ木マルシェ」を開催しています。能代市上町のコミュニティカフェ「夢工房・咲く咲く」前から能代郵便局ま...
伝統行事・イベント
イベント
のしろまち灯り
「のしろまち灯り」は、能代市の特色「木材」を活かし、環境に配慮したまちづくりを目的に、「のしろ白神ネットワーク」の主催で毎年冬に開催しています。 能代市上町地域にある能代市役所を中心にカラフルな蝋燭を灯し、...
伝統行事・イベント
イベント
上町自治会の自主防災活動
能代市の上町自治会は、平成17年に自主防災組織を立ち上げ、毎年、防災訓練を行っています。近隣自治会と共に防災セミナーを開催するなど、防災と合わせた地域コミュニティの活性化活動が評価され、平成25年度、秋田県優良自...
地域活動
自主防災