8月3日(火)、能代市上町地域にお邪魔してきました!
“シゲちゃんの料理教室”の講師は、女性グループ有志が運営する加工所「ときめき工房ねま~る」の代表、佐々木茂子さん。
上町にある「夢工房咲く・咲く」のオーナーの能登祐子(上町自治会長)さんが、茂子さんの豊富なレパートリーを少しでも伝えていきたいと、地域の伝統料理を題材に、1年ほど前から月1回程度「夢工房咲く・咲く」で開催しています。^^
では、当日の様子をご紹介します♪


この日の題材は「赤ずし」!聞いたことがある方もいれば、そうでない方もいるのでは。
地域では、赤紫蘇(アカジソ)がたくさん収穫できるこの時期に、保存食として作られ、お盆に仏壇にお供えするのが恒例だったようです。

今回、参加者は11名。ほとんどが能代市内からですが、男鹿市から参加されている方もおりました。
はじめに、茂子さんから今日の流れの簡単な説明がありました。
皆さん、ここから真剣なまなざしでしたよ。


そして、赤ずしづくりがはじまりました。^^

    

   

   
メインの材料は赤紫蘇(アカジソ)!
この赤紫蘇は、佐々木さんの畑で栽培されたものです。
一人当たり100グラムの赤紫蘇を洗って、分量の塩を二回に分けて入れ、赤紫蘇をもんでいきます。
色が黒ずんできたら再び、赤紫蘇を洗い、そこに5倍酢を入れて、また手もみします。
皆さん、「意外と疲れる~(^^;」と言いながらも、一生懸命もんでいました。^^


こんな感じに赤紫色の汁が出たら、手もみは完了!
次に赤紫蘇と冷ましたご飯(もち米)を合わせていきます。

   
 
プラスチック製の密閉容器などの入れ物に赤紫蘇を敷き、その上にご飯を乗せ、またこれを繰り返します。そしておしまいに赤紫色の汁を入れます。
写真右下は完成品ですが、こうなるまで三日間くらい重石などをして、そのままにしておくことが必要なのだとか。


赤ずしづくりが終わると、皆さん、復習にも余念がありません(^^♪


最後は、茂子さんがあらかじめ製作していた「赤ずし」でランチタイムです。「さっぱりしてて、美味しいねえ♪」と、この連日の暑さでも喉が通りやすい赤ずしは好評でした。

「シゲちゃんの料理教室は、毎回色んな題材が出てきて楽しいよ」、「昔ながらの郷土料理を学ぶ機会はなかなかないけど、ここに来るとそれが出来る^^」など、皆さん月1回の料理教室を楽しみにしているようでした(^^♪
ほとんどの食材は、茂子さんの畑から採れたものを使うそうです。茂子さんも皆さんが喜んでくださるから続けてこられたのではないのでしょうか。
この料理教室で習得した料理が、参加者の皆さんの家庭でも受け継がれていったら、なお嬉しいですね。^^

次回は、ジャガイモ餅と野菜のピクルスの予定です!

おまけ(^^♪

能代市役所駐車場に展示されていた「天空の不夜城」!
その壮大さに暑さも吹き飛んでいきました。^^

以上、能代市上町地域からお届けしました。