画像:能代ねぶながし(能代役七夕)

 能代市伝統の夏まつり、眠流し(ねぶながし)は別名「役七夕(やくたなばた)」と言われています。県の無形文化財にも指定されている、能代を代表する夏の行事です。毎年8月上旬に行われます。

  江戸時代から五町組と呼ばれる町人組織により年番制により行われてきました。役七夕を運行する五町組は能代市中心部の大町組(おおまち)・上町組(かんまち)・萬町組(あらまち)・清助町組(せいすけまち)・柳町組(やなぎまち)により構成されます。
 年番にあたるその年の代表となる町内を大丁と言い、年番制の他町内は加勢丁として行事を担います。年番にあたる町内は、それぞれ重要な役目を担うことで能代七夕は成り立ってきました。そこから役七夕という呼称が生まれたと考えられます。

   祭り当日は、田楽、笛、太鼓を先頭に大勢の若者たちによって繰り出される大若灯籠が市内をねり歩き、市内運行翌日に灯籠の「シャチ」を米代川に焼き流して、勇壮で華麗な祭りはフィナーレを迎えます。
 
令和2(2020)年10月掲載
 
【関連リンク】能代市役所ウェブサイト
能代ねぶながし(能代役七夕)

こちらの記事もおすすめです

「すみれ会」の活動

  能代市上町地域の「すみれ会」は、上町自治会の女性部として、平成14(2002)年から活動を始めました。きっかけは、市内33ケ所にある観音堂の札打ちの継承でした。以来、地域の活性化を目指して様々な活動を行っています。  ...

地域活動

地域団体

常盤ときめき朝市

 平成18(2006)年、能代市上町の空き店舗活用から始まった「常盤ときめき朝市」!夢工房咲く・咲くがオープンしてからは、場所をこちらのレンタルスペースに移して、6~11月の毎週日曜の朝10時から「日曜朝市」を開催していまし...

買う

伝統行事・イベント

朝市

イベント

赤ずし

 秋田県北部に伝わる「赤ずし」は、お盆に仏壇やお墓のお供えとして作られてきました。ちょうど、赤しそが収穫できる時期とも重なり、「ご飯の漬物」とも呼ばれお盆の食卓には欠かせない一品でした。  材料と作り方はいたっ...

郷土料理