北秋田市伏影地域の中でも最も水が冷たくておいしいと言われる「おんど(お堂)の清水」。八幡神社奥から湧き出し、児童館の横を通ってさらさらと流れる小川です。山から湧き出す清水は、夏は冷たく、冬は暖かく感じるそうです。簡易水道が各家に引かれる前は、「おんどの清水」の水を汲むことは大事な仕事でした。暑い盛りに、外仕事の合間に飲むのも冷たい「おんどの清水」だったのです。その頃は、小さな堤を作って水を汲めるようになっていたそうです。キュウリや果物を冷やしたりと、冷蔵庫代わりにもなっていました。平成25(2013)の春、婦人会の手で甕(かめ)が埋められ、水が汲みやすくなりました。
こちらの記事もおすすめです
集落と国道を結ぶ「伏影橋」
北秋田市伏影地域の西側には、集落に沿うように阿仁川が流れています。地域へのアクセスには、阿仁川に架かる「伏影橋(橋長98.5m)」が欠かせません。阿仁川は、高さ数十mにもなる渓谷の下を流れています。伏影橋は崖の上部に架...
自然・施設
ビューポイント
伏影自治会
北秋田市の旧阿仁町の「中田地区」に位置する伏影地域は、住民の名字は、伊東と伊藤、全て「イトウ」性です。江戸時代の延宝年間(1600年代)の記録では12戸あり、その規模は約200年たった現在もほぼ変わっていません。 ...
地域活動
地域団体
伏影りんご
マタギが伝えた伏影りんご 北秋田市の伏影地域は、旧阿仁町唯一のりんごの産地と言われています。どうして伏影だけにりんご栽培が根付いたのでしょうか。明治時代、マタギの獲った熊の胆(くまのい)を全国各地に売り歩いていた時に...
食
買う
野菜・果物
直売所