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日本画


ひらふくすいあん(にゅうこ)

平福穗庵「乳虎」 1890年
絵の基本は実物を見て、その写生をすること。
もちろん平福穗庵も実際に虎を写生して、その堂々とした姿を描き出しました。
その鋭い目、太い足、きれいなしま模様はどうやって描いているのかな。
 

てらさきこうぎょう(はくばさんはちだい、うんかいしょしょく)

寺崎廣業「白馬山八題(雲海曙色)」1917年
朝焼けに広がる雲海を白馬山から見た風景が描かれています。岩山のごつごつした感じ、雲のふわふわした感じが伝わります。
遠くの山はどうして青く塗られているのかな。
 

ひらふくひゃくすい(はるやま)

平福百穂「春山」1933年
雪国に生まれた人でなくても、春は待ち遠しいものです。平福百穗は春の訪れをふるさとの山々に見ていたようです。
薄い墨と薄い絵の具だけで、木々がいっせいに芽吹く様子を描いています。
 

ふくだとよしろう(ろくがつのもり)

福田豊四郎「六月の森」1936年
森の奥から聞こえる不思議な音に、子どもたちがおびえています。
音の正体は子どもたちからは見えないようです。
福田豊四郎はふるさとの森の思い出を、あざやかな色彩で描きました。