絵の基本は実物を見て、その写生をすること。 もちろん平福穗庵も実際に虎を写生して、その堂々とした姿を描き出しました。 その鋭い目、太い足、きれいなしま模様はどうやって描いているのかな。 |
朝焼けに広がる雲海を白馬山から見た風景が描かれています。岩山のごつごつした感じ、雲のふわふわした感じが伝わります。 遠くの山はどうして青く塗られているのかな。 |
雪国に生まれた人でなくても、春は待ち遠しいものです。平福百穗は春の訪れをふるさとの山々に見ていたようです。 薄い墨と薄い絵の具だけで、木々がいっせいに芽吹く様子を描いています。 |
森の奥から聞こえる不思議な音に、子どもたちがおびえています。 音の正体は子どもたちからは見えないようです。 福田豊四郎はふるさとの森の思い出を、あざやかな色彩で描きました。 |