歌川国芳は、北斎や広重と同じ江戸時代後期に活躍した浮世絵師です。水滸伝に登場する豪傑たちを描いた武者絵で一躍脚光を浴び、風景画や戯画など様々なジャンルで活躍しました。人々を「アッ」と驚かせるような奇想天外にして大胆不敵な国芳の作品は、当時の江戸っ子たちばかりでなく、現代の若い世代にも人気を博しています。
本展では、国芳が最も得意とした勇ましい武者絵と楽しい戯画を中心に、西洋画の影響を受け独特な雰囲気を持つ風景画を加えてご紹介します。国芳らしさを凝縮した約170点の優品で構成する、全国で秋田県立近代美術館のみを会場とした展覧会です。格好良くて面白い、そしてどこか不思議な国芳ワールドをこの機会にぜひお楽しみください。
開催期間
令和5年9月9日(土)~令和5年11月5日(日)
観覧料はこちら