平成30年度 事業概要

1 調査事業

(1)発掘調査

調査次数 調査地区 調査内容 調査面積 調査期間・備考
第152次 大路地区
(大仙市払田字仲谷地地内)
遺構内容
確認調査
250㎡
(調査対象区は8,500㎡)
6月4日~8月3日
(実働44日)
※文化庁補助事業
合計 1地区 250㎡

第9次5年計画の5年次にあたる平成30年度は、国庫補助事業として第152次調査を実施する。

予算4,787千円、調査予定面積250㎡、作業員6名、作業実働日数は44日を予定。

調査予定地区は、外郭南門南西官衙域の西側沖積地(大路西建物西側、大仙市有地)を予定。

148~151次調査で確認された盛土整地地業の範囲及び大溝の西側への広がりを把握する。

(2)関連遺跡の現況調査及び試掘調査

2 その他の事業

(1)普及啓発リーフレットの作成

平成23~28年度に作成したリーフレット『払田柵跡だより』を、一般県民への調査成果公開および史跡学習に供する学習資料として位置づけ、主要遺構や出土遺物などについて、順次テーマ毎にとりあげ、今後も継続して作成する。

政庁など実際に整備され広く見学に供されているテーマは、優先的に取り上げる。

現有機材を活用して編集作業を進め、当面はホームページに掲載して公開するとともに、予算を工面して印刷刊行を図る。

(2)調査指導・協力

(3)基礎資料の集積と公開

(4)各種講座等

払田柵跡の成果について、広く県民に還元するため、各種講座等の講師として協力する。

(5)その他の活動