調査次数 | 調査地区 | 調査内容 | 調査面積 | 調査期間・備考 |
---|---|---|---|---|
第149次 | 大路地区 (大仙市払田字仲谷地地内) |
遺構内容 確認調査 |
250㎡ (調査対象区は8,500㎡) |
6月8日~8月3日 (実働38日) ※文化庁補助事業 |
合計 | 1地区 | 250㎡ |
第9次5年計画の2年次にあたる平成27年度は、国庫補助事業として第149次調査を実施する。
予算4,879千円、調査予定面積250㎡、作業員7名、作業実働日数は38日を予定。
調査予定地区は、西側調査区として外郭南門南西官衙域の西側沖積地(大路西建物西側、大仙市有地)、及び東側調査区として東方官衙域の南側沖積地(大路東建物南側、大仙市有地)を予定。
西側調査区では、148次調査で確認された盛土整地地業及び大溝の広がりを把握するとともに、鍛冶炉ほかの遺構が密に分布する大路西建物背後(調査区東側)について遺構分布状況を確認し、遺構の一部精査を実施することを目的とする。
また東側調査区についても、比較検討等において必要があれば小規模な調査を実施する。
平成23~26年度に作成したリーフレット『払田柵跡だより』を、一般県民への調査成果公開および史跡学習に供する学習資料として位置づけ、主要遺構や出土遺物などについて、順次テーマ毎にとりあげ、今後も継続して作成する。
政庁など実際に整備され広く見学に供されているテーマは、優先的に取り上げる。
現有機材を活用して編集作業を進め、当面はホームページに掲載して公開するとともに、予算を工面して印刷刊行を図る。
払田柵跡の成果について、広く県民に還元するため、各種講座等の講師として協力する。
昨年度は、県立博物館の学習講座及び放送大学の面接授業、生涯学習センターの講座へ協力した。