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歴史を知る

湧き水のお酒「富久亀(ふくかめ)」

  湧き水を活かしたお酒「富久亀(ふくかめ)」

北秋田市前山地域の東側、坊沢方向に向かって左手の山腹に、岩盤をえぐった水かめに落ちる湧き水があります。この場所は、「伊勢堂長根」、または「亀ヶ森(かめがもり)」と呼ばれ、かつて、前山地域があった場所と伝わっています。
 
湧き水はまれに見る良質の水で、酒造りに非常に適していたため、旧合川町の八幡岱地域の高橋長四郎という豪農が前山地域に工場を建て、清酒を製造していました。
 
銘柄を「富久亀」と名付けて売り出しましたが、工場は残念ながら昭和の初めごろ閉鎖しました。
前山地域の方と話をしていると、前山地域に点在する湧き水の話と共に話題に上る「富久亀」は、今もなお住民の記憶の中に息づいています。
 
平成27(2015)年3月掲載
 
■参考文献 
『七座郷土史』七座郷土史編纂委員会
 

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