画像:かだる雪まつり

 湯沢市秋ノ宮地域では、旧秋ノ宮スキー場のゲレンデを会場に、「かだる雪まつり」が行われています。
「かだる」は秋田の方言で「参加する」の意味。約3000個のミニかまくらのキャンドルがゲレンデに点灯され、どんと祭、餅つき大会、福(お菓子)まき、雪花火などが行われ、多くの人々で賑わいます。

運営するスタッフは地元住民はもちろん、東京都杏林大学の学生や秋田県立雄勝高等学校の生徒が「かだって」準備を行っています。
また、雪まつりを共催する秋ノ宮地域づくり協議会が、寺沢橋から秋の宮山荘までの国道108号沿いにミニかまくらを設置します。約10kmの区間に灯される灯りは「灯夜(とおや)街道」となり、行き交う人々の目を楽しませています。

かだる雪まつりは、地域住民や学生たち、そしてイベントに「かだる」人々が集うことで続けられています。ぜひ、秋ノ宮の雪まつりに「かだって」みませんか。
 


令和2(2020)年3月掲載

●会場:〒019-0321 湯沢市秋ノ宮殿上1−1(秋の宮山荘の隣)

【関連リンク】産地直送ブログ
秋ノ宮地域で第22回かだる雪まつり(2020年2月掲載) 
 

 

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