大仙市小種 人口:613 人 世帯数:222 世帯

秋田県最大規模の農事組合法人たねっこ

初夏、田んぼに水のはった景色が見ごたえある小種地域。

8月16日に行われる小種神明社の祭典

平成21年から令和6年まで続いた、エコ・ファームの菜の花畑

地域のあらましと歴史

 大仙市小種(こたね)地域は、旧協和町に位置し、雄物川に囲まれた台地にある農村地帯です。土渕、川口、中小種、上野、福部羅、新田、大川反で構成されています。
 小種地域には幕末の戊辰戦争の激戦地があり、昭和45(1970)年、小種宝寿会により古戦場を「戊辰公園」として整備されました。激戦を偲ぶ石碑が建ち、高台にある公園からは雄大な雄物川の流れを見ることができます。
 また、平成21(2009)年から令和6(2024)年にかけて、住民でつくる「農事組合法人エコ・ファーム」が休耕田に菜種油用に菜の花を植え、多くの訪問客で賑わいました。
 この他、平成17年、秋田県内最大規模の特定農業法人として設立された「農事組合法人たねっこ」は、農地の集約、機械設備の共同利用による営農コスト削減などに取り組んでいます。また、後継者の育成や地域内雇用への取り組みも積極的に行い、地域の活性化に繋げる他、地元の子どもたちに自然の恩恵や食べ物を作る大変さ、大切さを知ってもらうため、米作り体験学習なども行っています。

 
※人口・世帯数は令和6(2024)年4月1日現在の大仙市のデータです。

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