平成21(2009)年9月、住民でつくる農事組合法人エコファームが、旧小種小学校の給食室に菜種油用の搾油設備を導入して製造を開始しました。無農薬で育てた小種産の菜種(なたね)を100%使用した菜種油です。
通常の食用油と異なり、丁寧に時間をかけて製造します。秋田県内産、安全、安心農場で育てられる菜種にもこだわりがあり、遺伝子組み換えでない種子はもちろん、栽培の時には農薬を一切使わないで栽培しました。
菜種を大きな窯で焙煎し、地元の鉄工所が開発したオリジナルの搾油機で搾油。油の上澄みをとり、それをさらにろ過して加熱処理を施した後、貯蔵タンクに保存して、瓶に詰め、蓋をしてラベルを貼ったら完成します。
瓶詰めされる油の色は、普通の菜種油よりもずっと濃い自慢の黄金色。「道の駅 協和」「道の駅 神岡」などで販売され、贈り物にも好評の菜種油でした。製造元の農事組合法人エコ・ファームは令和6年度で菜の花オイルの製造を終了しましたが、長年絞り続けてきたエコファームの取り組みは、下記のnote(のーと)のリンクからご覧ください。
【関連リンク】あきた元気ムラnote(のーと)
→農事組合法人エコ・ファームのあゆみ ~菜種油を搾り続けた15年間~
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