鹿角市白欠 人口:43 人 世帯数:20 世帯
地域のあらましと歴史
鹿角市白欠(しらかけ)地域は、鹿角市の八幡平の麓に位置し、17世帯が暮らす地域です。地域に沿うように夜明島(よあけじま)川が流れ、中世鹿角42館の一つとされる「白欠館跡」が山の上に残されています。
白欠館跡が残る山の麓には、平成19年(2007年)に白欠地域の住民で作った炭焼き小屋「白欠ふる里夢工房」があり、毎年お盆に皆で集まって交替で番をしながら炭焼きが行われています。
白欠集会所には、平成26年(2014年)の6月から11月にかけて作られた「ピザ窯」を含む「ほっとハウス」があり、住民たちが行事などで集まった際にピザ焼きを楽しむほか、鹿角市で活動する「かづの若者会議」を招いてのピザパーティも行うなど、地域の交流の場として活用しています。
白欠地域の鎮守である「出羽神社」の社殿は、60年以上前に住民たちがお金を出し合って建立されました。出羽神社では毎年、元旦に「春祈祷」が行われており、雪が降る前には神社の周辺を点検するなど、地域の方々によって大切に守り伝えられている神社です。
「みんなで苦しんで、みんなで楽しむ」ことを大切にしており、白欠地域では、みんなで集まって楽しめる活動が行われています。
※人口・世帯数は令和6(2024)年4月1日現在の鹿角市のデータです。
アクセス
関連記事
そば畑のビューポイント
八幡平の麓に位置する白欠地域からは、雄大な八幡平の山々を正面から見渡すことができます。田植えが終わった初夏のシーズンは青々とした田んぼと八幡平の景色が見所の一つです。 また、白欠地域の南西の山中にある炭焼き小屋...
自然・施設
ビューポイント
村の鎮守「出羽神社」
白欠集会所から白欠生産組合センターへ続く一本道を進むと、左手に立派な白い鳥居が見えてきます。約60年前に白欠自治会で建てた鎮守・出羽神社で毎年4月19日に祭礼を行っています。出羽神社は小高い丘の上にあり地元の皆さんは子供...
歴史
神社・寺
淡雪こまちのピザ
鹿角市白欠地域のピザ焼き体験では、ピザの生地づくりからトッピング作業まで楽しむことができます。 ピザのレシピは地域の女性たちが考えたオリジナルのもの。中でもユニークなのが「淡雪こまち」のお米を使ったピザ生地です...
食
その他
ほっとハウスのピザ焼き体験
鹿角市の白欠自治会は平成26年(2014年)11月、白欠集会所の隣に煉瓦づくりのピザ窯(固定式)を作りました。「地域みんなで楽しめるものを」というコンセプトのもと、ピザ窯がすっぽり入るログハウス風の小屋も一緒に作り「ほっと...
自然・施設
伝統行事・イベント
体験施設
その他
白欠自治会の活動
17世帯が暮らす鹿角市の白欠地域では、炭焼き窯やピザ窯の製作など、住民発案による楽しい活動が目を引きます。このような活動はどんなきっかけで始まったのか、白欠自治会の役員の皆さんにお話を伺いました。 白欠自治会の会...
地域活動
地域団体
炭焼き窯の炭づくり
鹿角市白欠地域の南西の山中に、白欠地域の炭焼き窯があります。炭焼きは木材から「炭」を作る作業で、秋田県内の各地で農家の副業として盛んに行われてきましたが、現在は炭焼きを行う地域も少なくなってきました。 白欠自治...
地域活動
世代間交流