八幡平の麓に位置する白欠地域からは、雄大な八幡平の山々を正面から見渡すことができます。田植えが終わった初夏のシーズンは青々とした田んぼと八幡平の景色が見所の一つです。

 また、白欠地域の南西の山中にある炭焼き小屋の近辺は、地元では「館の上(たてのうえ)」と呼ばれ、昔は駒形神社があり、馬を放牧していたと言います。地元の人々がスキーやなべっこ遠足をして遊んだ場所でした。

 館の上の炭焼き小屋に向かう途中には、広さ10町歩の敷地に見事なそば畑が一面に広がり、8月中旬~9月初旬にかけて、可憐なそばの白い花が咲き誇り、白欠地域のビューポイントの一つとなっています。

平成28(2016)年3月掲載

こちらの記事もおすすめです

炭焼き窯の炭づくり

 鹿角市白欠地域の南西の山中に、白欠地域の炭焼き窯があります。炭焼きは木材から「炭」を作る作業で、秋田県内の各地で農家の副業として盛んに行われてきましたが、現在は炭焼きを行う地域も少なくなってきました。  白欠自治...

地域活動

世代間交流

淡雪こまちのピザ

 鹿角市白欠地域のピザ焼き体験では、ピザの生地づくりからトッピング作業まで楽しむことができます。  ピザのレシピは地域の女性たちが考えたオリジナルのもの。中でもユニークなのが「淡雪こまち」のお米を使ったピザ生地です...

その他

村の鎮守「出羽神社」

 白欠集会所から白欠生産組合センターへ続く一本道を進むと、左手に立派な白い鳥居が見えてきます。約60年前に白欠自治会で建てた鎮守・出羽神社で毎年4月19日に祭礼を行っています。出羽神社は小高い丘の上にあり地元の皆さんは子供...

歴史

神社・寺