
古くから、秋田県内各地では、疫病などの悪いものが地域に入らないよう、道祖神(鹿島様、鍾馗様、ニンギョ様などと呼ばれる)を設置する集落が見られますが、その形や大きさは地域によって様々です。
横手市狙半内(さるはんない)地域の上畑集落の鹿島様は、大きな石に注連縄をとりつけたものです。田植えが終わり、農作業が一段落した頃、住民の男性たちにより、鹿島様の注連縄を交換する作業が行われます。
上畑集落の鹿島様は「女性しか拝めない」というのが特徴で、その理由はわかっていません。昔からの風習だと言われています。お盆のお墓参りの頃になると、女性たちのみが鹿島様を拝む光景を見ることができます。
平成24(2012)年5月掲載
令和4(2022)年12月更新
こちらの記事もおすすめです
狙半内地区交流センター運営協議会の活動
横手市増田町の狙半内(さるはんない)地域の6集落の各種団体代表で組織されるのが「狙半内地区交流センター運営協議会」です。 人口減少により、地域課題が増える中、住民と行政の連携強化や自助・共助の活動が求められる...
地域活動
地域団体
雄滝と雌滝
横手市上畑(かみはた)集落にある古家沢の上流には、木造りの遊歩道が整備されており、新緑や紅葉の季節の散策には特におすすめのコースとなっています。 上畑温泉さわらびの側にある案内板が遊歩道のスタート地点となっ...
自然・施設
滝
狙半内共助運営体の活動
横手市増田町の狙半内(さるはんない)地域では、人口減少などにより、車を運転できない高齢者が増え、通院や買物が困難になってきていました。また、冬は積雪3m近い豪雪地帯のため、雪下ろしや除排雪支援も課題となっていました。...
地域活動
地域団体
共助組織