白岩の歴史と文化を代表する古刹
中世、現在の仙北郡一帯を統治した戸沢氏の配下・白岩盛基によって創建された雲巖寺は、みちのくの小京都・角館とは異なる武家の空気を感じられる寺院です。境内には重要な造形物が数多く残っており、見所は何といっても秋田県の重要無形文化財に指定されている山門です。この山門には東北の左甚五郎と呼ばれた高橋市蔵制作の仁王像が設置されており、今にも動きだしそうな躍動感を味わえます。2体の像は、1本の大木の上部と下部から切り出されています。山門の正面に向かうとすぐ左手、鎮守稲荷堂の近くには、かつて、樅(もみ)の古木がありました。これが落雷で枯れてしまい、樅の木を惜しんだ当時の住職が、高橋市藏こと、かの有名な「ドンパン節」の作者である「名工・円満造(えまぞう)翁」に依頼して、仁王像の制作が行われることになったのです。
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白岩ささら
白岩ささらは、仙北市白岩(しらいわ)地域に400年伝わる郷土芸能で、秋田県の無形民俗文化財に指定されています。お盆期間に白岩神明社や雲厳寺などで奉納され、3頭の獅子とザッザカと呼ばれる道化役がリズミカルな舞を披露...
伝統行事・イベント
伝統行事
上ノ台堤
江戸中期から明治中期にかけて130年にわたって生産され、秋田県を代表する焼き物として知られる「白岩焼」。材料となる良質な陶土が豊富だったことで、仙北市白岩(しらいわ)地域は焼き物の一大産地として大いに栄えました。...
自然・施設
その他
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中世の歴史が残る山城址 仙北市白岩(しらいわ)地域には、中世にこの地を治めた豪族・白岩氏の山城跡「館山(標高220m)」があり、仙北市の史跡に指定されています。白岩地域を通る県道50号から、横手方面に「みずほの里ろ...
自然・施設
史跡