画像:余目さくら花火観賞会

 大仙市余目地域では、毎年4月下旬、樹齢100年を超える200本余りの桜が立ち並ぶ余目公園を会場に「さくら花火観賞会」を開催しています。花火は地元内小友の小松煙火工業が製作しており、花火のまち大曲だけあって、大仕掛けな本格的花火を楽しむことができます。
 「大曲の花火」で知られる大仙市では、毎月必ずどこかで花火大会を開催しています。「花火のまちづくり」の一環として、平成17年(2005年)に余目公園の観桜会で花火を上げることを大仙市から提案されたことが始まりでした。

 このイベントは、開催時の平成17(2005)年から「余目地域活性化対策いきいき会議協議会」(以下:協議会)の中の花火実行委員会を中心に運営してきましたが、現在は内小友地区コミュニティ会議が主催しています。実行委員のメンバーには協議会の会員もいて当日は地域の皆さんがボランティアスタッフとして活躍。地域が一丸となって手作りで開催している花火大会です。
 
 発足時の実行委員の皆さんは「初めは雲をつかむような話だと思いました。しかし実際に取り組んでみると、周りから想像以上の支援をいただきがあり、無事成功にこぎ着きました。現在までイベントを続けられ、規模も年々拡大できているのは、地域の皆さんのおかげです」と話します。
 
 開催6年目の平成22年(2010年)には、県内外から見物客が訪れ、一時間にわたって1000発の花火と桜の競演を堪能しました。当日は日中から地元の方々によるライブや、手作りおやきや余目さくらそば、余目ほたる米おにぎりなど、余目自慢の食材で観客を楽しませました。桜と花火の競演を見に、ぜひ、余目地域にお越し下さい。
 
平成22(2010)年8月掲載
令和6(2024)年6月更新
 
【お問い合わせ】
●内小友公民館(電話:0187-68-2033
●小松煙火工業(電話:0187-68-2625)
 
【関連リンク】産地直送ブログ

こちらの記事もおすすめです

ビオトープ公園(内小友市民協働自然観察公園)

 大仙市余目地域の住民が提案し、大仙市が合併後最初の協働事業として「ビオトープ公園」は整備されました。住民と行政が役割分担して造り上げた新しい形の公園です。 「ビオトープ」という名前はギリシャ語の「Bios(生き物)...

自然・施設

ビューポイント

直売所「e-かげんな父ちゃん母ちゃんの店」(余目そば処)

 e-かげんな父ちゃん母ちゃんの店に会いにきませんか?   大仙市余目の直売所は平成19(2007)年にオープンしました。スタッフは余目を含む内小友地区の方々ということで、オープン当初は当然のことですがほとんどの方は物販...

買う

地域活動

直売所

食堂・飲食店

がんばるムラ人

余目地域活性化対策いきいき会議協議会の活動

   余目地域活性化対策いきいき会議協議会(以下、協議会)は、平成16(2004)年、大仙市内小友(うちおとも)地域の5集落(元木、太田、七頭、寺山、高寺)により設立されました。    昭和52(1977)年に設立された「余目地区各種団...

地域活動