にかほ市金浦地域の掛魚(かけよ)まつりは、江戸時代の元禄年間(1688年~1704年)から始まったといわれる伝統のお祭りで、かつては港の近くにある神社の宵宮祭りとして行われていましたが、明治年間に金浦山神社と合祀したことから、毎年2月4日に行われるようになりました。
水揚げされた大鱈を神前に掛けて奉納し、大漁祈願や海上安全などを祈願します。
お祭りで振る舞われる鱈汁は、海難などで近隣から受けた援助に感謝して振る舞われたことが始まりとされています。
平成28(2016)年3月掲載
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