由利本荘市笹子(じねご)地域では、道の駅清水の里・鳥海郷を会場に平成23(2011)年から「笹子雪まつり」が行われています。
平成22(2010)年、当時の鳥海町地域協議会が「地域づくり推進事業」として、“冬でも自宅にこもらず、外に出かけて交流しよう”と、地域の賑わい創出のため、雪を活かしたイベント「雪まつり」の開催に向けて、実行委員会を立ち上げました。そして翌年2月、「第1回笹子雪まつり」を2日間にわたり開催しました。重機を使用しての巨大な雪像製作を行ったほか、当日は雪中田植え、どんど焼き、餅つき振る舞い、じねご汁(たら汁や豚汁)の振る舞い、冬の大花火など大人から子供まで楽しめる企画を準備し、地域内外から多くの方が訪れ大盛況に終わりました。
「笹子雪まつり」はその後、毎年2月第1土曜、日曜日に行われてきましたが、 平成27(2015)年からは、雄勝町秋の宮雪まつり「かだる雪まつり」、宮城県大崎市のスノーフェステイバルと連携し、『国道108号線雪まつりライン』として交流することになり、開催日が2月の第2土曜、日曜日に変わっています。
昨今は各種団体からも協賛いただき、継続に向け力を尽くしていますが、コロナ禍でやむなく中断が続いている「笹子雪まつり」。再び地域の賑わい創出のため、再開に向け実行委員会メンバーは奔走を続けています。
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