「さなぶり」とは、広辞苑によると、「田植えを終えた祝い」。日本語大辞典では「田植えの終わりに田の神を送る行事」ともあります。
昔は男鹿中地域のどの集落でも田植え後の「さなぶり」を行っていました。そのなかの一つ、三ツ森集落では、「さなぶり」と稲刈り前の「作休み」を行っていました。
「さなぶり」や「作休み」で食す料理は、お祝いや仏事の際に必ず作った「あんぷらにしめ」の他、「小豆飯(あずきめし)」、「ぼた餅」や「まま漬け」など、お母さんたちがこの日のために手作りしたと言います。各家々で料理の内容は異なると思いますが、三ツ森集落の昔から伝わる風習です。
令和2(2020)年8月 掲載
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