お赤飯を朴の木の葉で包んだものを男鹿中地域では、「五月飯・小豆飯」と言います。
朴の木の葉は消毒の役目もあり、サランラップ代わりに使用しています。葉の香りがご飯に染みてとても美味しくなります。
昔は、初植えの日(田んぼに水を入れる日)の朝、御神酒と五月飯を「田の神」にお供えし、田植え作業の合間に家族でよく食べました。朴の木の葉が無いときは「さしどり」「フキ」の葉が使用されました。
県南地方では、きな粉をまぶしたご飯を朴の葉でくるんだ「朴の葉まんま」が多く見られますが、男鹿中地域では、赤飯をくるむことが多かったようです。
こちらの記事もおすすめです
三ッ森窯跡
男鹿の貴重な窯跡 男鹿中地域にある三ッ森(みつもり)集落の三ッ森会館から、滝川を挟んで対岸にあるのが三ッ森窯跡です。三ッ森窯跡は男鹿市内における数少ない貴重な窯跡です。 江戸時代末期と推定される窯跡で、陶...
歴史
史跡
火山の箱庭「寒風山」
男鹿中地域の東に鎮座する「寒風山」。標高354.8m、回転展望台からの360度の眺望や、パラグライダー体験などもできる男鹿市内で有数の人気観光スポットです。寒風山は地層観察に適したジオサイトの一つとして知られており、...
自然・施設
ビューポイント
南北朝時代の足跡「板碑」
男鹿市内には多くの「板碑」が残されています。板碑とは板状の供養塔のことですが、鎌倉時代に関東地方で石を使った板状の石塔が流行し、その後、石塔タイプの板碑が全国に広まりました。 男鹿中地域でも3カ所(山田、町田...
歴史
史跡