男鹿市の安全寺地域では、お赤飯のことを「小豆まんま」と言うようです。
その昔、田植えの初日に田んぼの水口(みなぐち)に「小豆まんま」をお供えし、田んぼの神様に豊作を祈ったと伝えられています。
田んぼの手伝いに来てくれた「五月女(さつきめ)」と呼ばれる女性たちには料理が振る舞われるのですが、家で待っている子供たちのために、小豆まんまを朴の葉にくるんで持ち帰った……と言われています。体力勝負の田植えの後、「五月女」たちの頭に浮かんだのは、子供たちの笑顔。「小豆まんま」を食べて喜ぶ子供を見て疲れがとれたのでしょう。
こちらの記事もおすすめです
里山ほのぼの
令和3(2021)年2月、東京都から移住してしたきた柴田夫妻が、男鹿市安全寺地域で空き家をリノベーションして、住居のほかにイベントやワークショップなどの場として使っていただくスペース「里山ほのぼ...
自然・施設
地域活動
体験施設
その他
男鹿三山に抱かれる里 安全寺
男鹿市安全寺(あんぜんじ)地域の田園の上を一直線に通る「なまはげ大橋」。そこから下流を望むと白神山地と日本海、上流は安全寺の里、田、そして「真山」「本山」「毛無山」から成る「男鹿三山」の風景を望むことができます...
自然・施設
ビューポイント
安全寺の「戻りナマハゲ」
男鹿市安全寺(あんぜんじ)地域に伝わるナマハゲ行事は、かつては1月16日に行われており、「戻りナマハゲ」と呼ばれていました。 安全寺地域のナマハゲ行事が「戻りナマハゲ」と呼ばれる所以は、安全寺地域が御山(おやま...
伝統行事・イベント
伝統行事