「本館(もとだて)で出来るもの、他の場所では出来ないものを提供してここに来てもらおう」。八峰町の本館地域のグリーンツーリズムの活動テーマです。
平成13(2001)年、秋田県で初めて作られたグリーンツーリズム宿泊施設「夕映の館」や、平成16(2004)年に作られた「そば打ち体験館」の運営など、様々な活動が評価され、本館自治会は、2004年農林水産省主催の「豊かなむらづくり」事業で、農林水産大臣賞を受賞しました。両施設は現在、住民有志による「本館グリーンコミュニティ協議会」や「本館そばの会」によって管理されています。
本館自治会は、戦国時代に本館を統治した武田氏のルーツを求め青森を訪れ、史跡「本館城址」のウォーキングを企画するなど、地域の歴史を掘り下げる取り組みも行いました。平成16(2004)年には、本館城落城400年の記念誌も発行し、毎年9月に「たいまつ祭り」を自治会で開催しています。
平成22(2010)年4月掲載
令和2(2020)年12月更新
こちらの記事もおすすめです
松源院と武田重左衛門
八峰町にある松源院の開山堂には、「武田菱」を飾った位牌が安置されています。祀られているのは武田重左衛門。甲斐武田氏の一門であり、本館城主であり、松源院の開基でもあると伝えられる戦国時代の武将です。 重左衛門の...
歴史
神社・寺
グリーンツーリズム宿泊施設「夕映の館」
八峰町本館(もとだて)地域の「夕映の館」は、平成13(2001)年にオープンした、木のぬくもりあふれる、グリーンツーリズム体験のできる宿泊施設です。2階建ての館内は和室、研修室、調理室を備えており、自宅にいるような感...
自然・施設
体験施設
糠森山(ぬかもりやま)
糠森山に八の字が浮かび上がる 国道101号線を北に向かうと真正面に見えてくる「糠森山」。八峰町の看板的存在であるこの山は標高208m、山肌には大きく八峰町の「八」の字が見えます。夏の盆期間と冬の正月期間、それぞれ一...
自然・施設
ビューポイント