三種町の上岩川地域に伝わる上砂子沢番楽は、町の無形文化財に指定されている郷土芸能です。北秋田市阿仁(あに)の根子(ねっこ)番楽の流れを組むと言われ、テンポのよいスピーディーな武士舞で、猟師が伝え発展させたと言われる勇ましい芸能です。
上岩川の郷土カルタにも「瑠璃殿に 番楽奉納 上砂子沢」と読まれており、三種町芸術文化協会が主催する町民族芸能大会で披露されています。
平成22(2010)年4月掲載
こちらの記事もおすすめです
房住山物語
1000年以上前の三種町の上岩川(かみいわかわ)地域を舞台にした伝説「房住山物語(ぼうじゅうさんものがたり)」。昔、山の麓に暮らす翁が標高400mの房住山山頂で、人々に伝え聴かせたのが原型と言われています。 物語は...
歴史
地域の歴史
岩川地鶏のニワダマ鍋
ニワダマ鍋は、三種町上岩川地域の特産「岩川地鶏」からダシをふんだんにとった「だまこ鍋」です。 だまこ鍋は、ご飯をすり鉢ですりつぶし、お手玉のように丸めた「だまこ」が入った鍋料理のこと。味や具はきりたんぽ鍋に似...
食
郷土料理
房住山(ぼうじゅうざん)
房住山(標高409.2m)は、古くから三種町上岩川地域のシンボル、修験者の山としても知られ、登山者にも親しまれてきました。 頂上からは、東方に森吉山と奥羽山脈、西方には大潟村の広大な水田と、日本海を背景に男鹿半島を展...
自然・施設
ビューポイント