大沢地域には、昔から受け継がれている踊りが13種類も残っています。
盆踊りで踊られる「甚句踊り」「なっと節」以外にもお銚子を持って踊る「銚子音頭」能代市二ツ井町にある仁鮒から大きな杉を運んだ話を唄う「大杉音頭」その他にも「通り音頭」「秋田音頭」「けんばやし」「新秋田」「おけさ」、さらに「キタカヤッサ」「おはら」「鹿児島おはら節」「笠音頭」と、計13種類の踊りが受け継がれています。毎年「盆踊り」では「甚句おどり」「なっと節」を踊り、秋の「けやき祭り」では複数の踊りから数種類を選んで披露されます。

これだけ沢山の踊りをたったひとつの地域で守り伝えてきたのは大沢地域の皆さんの誇り、現在も「大沢芸能保存会」の皆さんの手で、大事に伝えられています。

平成26(2014)年5月掲載

■参考資料
『平成6年度 ビデオ収録用 大沢の芸能踊り』 

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