能代市の市街地には、33番観音札所めぐりの行事があります。上町の観音堂は9番札所で、春と秋に執り行なわれる神事の決まりごとを守るということから、「札打ち」は春と秋の年2回行われています。

 「札打ち」の行事を取り仕切るのは上町女性部の「すみれ会」。それぞれの観音堂で札所を巡る方々を出迎え、一緒に御詠歌を読み上げます。札所巡りの皆さんを見送った後は、お供えしていたお膳をすみれ会の皆さんでいただくのが、恒例となっています。

令和2(2020)年10月掲載

【関連リンク】産地直送ブログ
先輩たちから受け継いだ伝統「観音様の札打ち」が能代市・上町地域で行われました(2017年掲載)

こちらの記事もおすすめです

ときめき工房・ねま~る

      作物を「育てる」ところから「料理」という加工をし、商品として「販売」をするという6次産業を目指す女性グループが令和2(2020)年に結成され、地元の農産物を使った加工品を提供しています。   また、地域の伝統料理やお弁...

郷土料理

米菓子・餅

さくら庭の桜並木

 能代市上町地域に所在する、能代市役所の敷地には、「さくら庭」と呼ばれる桜の名所があります。  かつて、桜の名所であった「旧渟城(ていじょう)第二小学校」に植えられていた桜が市民の要望でその場に残され、その桜を中...

自然・施設

花・樹木

能代ねぶながし(能代役七夕)

 能代市伝統の夏まつり、眠流し(ねぶながし)は別名「役七夕(やくたなばた)」と言われています。県の無形文化財にも指定されている、能代を代表する夏の行事です。毎年8月上旬に行われます。   江戸時代から五町組と呼ばれ...

伝統行事・イベント

伝統行事