画像:檜山舞

 

 能代市・檜山地域に古くから伝わる「檜山舞(ひやままい)」は地域の上母体(かみもたい)集落で継承してきた秋田県指定無形民俗文化財で、「母体番楽(もたいばんがく)」とも呼ばれています。
 檜山舞は母体八幡神社の祭礼日8月14日に「檜山舞保存会」によって披露されています。
 檜山舞が伝えられたのは室町時代末期のことで、母体八幡神社の修験で、安東氏の起源である安倍氏3代目の大境院照山(だいきょういんしょうざん)が伝えたとされ、修験の信仰要素が込められている舞と伝えられています。
 檜山地域で毎年7月に行われる「納豆まつり」などの地域行事でも檜山舞が披露されることがあり、住民からも親しまれている民俗芸能です。
 
平成29(2017)年3月掲載

こちらの記事もおすすめです

古四王神社の杉(檜山神社)

 能代市檜山地域の鎮守・檜山神社に「古四王神社の千年杉」と呼ばれる杉の木があります。檜山神社は明治時代、古四王神社や愛宕堂などの周辺諸社が合祀されて出来た神社で、平安時代、坂上田村麻呂が蝦夷討伐の際に戦勝祈願し建...

自然・施設

歴史

花・樹木

神社・寺

檜山安東氏城館跡(檜山城址)

 能代市檜山(ひやま)地域で最も有名な山城跡が「檜山城址」です。    檜山崇徳館(檜山地域センター)の南東に位置する檜山城址は、室町期から戦国期にかけて能代山本地域を治めた「檜山安東氏」の本拠地として知られてい...

歴史

史跡

檜山納豆

秋田音頭でもお馴染み「檜山(ひやま)納豆」   能代市檜山(ひやま)地域と言えば、秋田音頭の歌詞にも登場する「檜山納豆」が有名です。その起源は不明とされていますが、「天明の大飢饉」の際に製造が始まったと伝わってい...

買う

その他

その他