画像:小猿部川(おさるべがわ)

 七日市地域の北から南東にかけて流れる小猿部川は、県道111号に沿うように地域内を蛇行して流れています。季節に応じてアユ、イワナ、ヤマメ、ニジマス、コイ、フナ、ウグイが釣れ、県外からも釣りの愛好家が訪れる人気スポットです。地元では子供たちに昔ながらの漁を体験してもらうイベントも行っています。
 小猿部川の両側は切り立った崖のようになっており、新緑や紅葉の季節は移り変わる山々の色彩とともに、その渓谷美を楽しめます。オススメは与助岱(よすけだい)集落から明利又(あかりまた)集落へ続く県道111号沿い。県道の数カ所に掛けられた橋の上からは、小猿部川のせせらぎと一緒に雄大な七日市地域の景色を楽しむことができます。
平成27(2015)年3月掲載
 

こちらの記事もおすすめです

岩脇のブナ

 七日市地域の七日市公民館の南に位置する岩脇集落。集落の南側には岩が露出する山があり、集落の名前の由来となったと言われています。  岩脇集落には「旧阿仁街道のブナ」と呼ばれる巨大なブナの樹があります。幹の直径は1...

自然・施設

花・樹木

江戸時代の治水の歴史

 七日市地域を流れる小猿部川は、両側が切り立った崖のようになっています。大雨が降れば洪水を引き起こし、周囲に甚大な被害をもたらしていました。洪水の被害を食い止めるため、そして農業を安定して営むためにも、農業用水...

歴史

地域の歴史

上舟木盆踊り

 「上舟木盆踊り」は北秋田市七日市地域の上舟木集落に約300年前から伝わる盆踊りです。「大名行列」「獅子踊り」「奴踊り」「駒踊り」などの踊りで構成され、駒踊りだけでも12の演目が伝えられていました。先祖を偲び、五穀豊...

伝統行事・イベント

郷土芸能