北秋田市の前山地域の鎮守、雷皇(らいこう)神社は、雷山(かめやま)の麓に祀られていましたが、140年ほど前の天保年間に山の上に移されました。京都府にある賀茂神社の別雷(わけいかずち)神社からうけた御札を御神体としています。
毎年、春先に例大祭を行います。各町内や婦人会などの代表が集まると、神事が始まります。「子供御輿に御霊(みたま)を移す」の祝詞(のりと)が読み上げられ、子供が健やかに成長することを願い、通学の安全、学業成就を祈願します。
午後からは地域内を子供神輿が、「わっしょい」の元気な掛け声で地域を練り歩きます。道にはお父さん、お母さんの姿があり、子どもたちの安全を見守っています。こうして、子ども神輿は地域にさらなる元気をもたらしています。
こちらの記事もおすすめです
七座(ななくら)地区「親睦交流体育祭」
北秋田市の七座地区は、前山、今泉、黒沢の三つの集落からなる地区で、昭和30年頃から「さなぶり運動会」として、運動会を開催しています。七座小学校が火事で焼失したときは運動会の存続が危ぶまれましたが、何とか続けたい...
地域活動
世代間交流
湧き水のお酒「富久亀(ふくかめ)」
湧き水を活かしたお酒「富久亀(ふくかめ)」 北秋田市前山地域の東側、坊沢方向に向かって左手の山腹に、岩盤をえぐった水かめに落ちる湧き水があります。この場所は、「伊勢堂長根」、または「亀ヶ森(かめがもり)」と呼ばれ...
歴史
地域の歴史
三世代交流会の取組
北秋田市の前山地域では、平成27(2015)年から、お盆の時期に「前山元気村三世代交流会」を開催してきました。子どもたちと親、祖父母世代の人たちが交流することにより、子どもの自主性を育み、高齢者も子どもから元気をもら...
地域活動
世代間交流