鹿角市三ツ矢沢地域にある中新田自治会館の横を流れる新田沢(しんでんさわ)川は、上流の上新田から中新田に向けて流れています。

 普通、岩や小石、砂が堆積して川底を作っていますが、ここの川底はちょっと不思議な形をした、波打つような岩肌が水面から顔を出しています。

 長い時間をかけて、水の流れがほんの少しずつ岩を削りだして作られたと考えられます。独特の風景で、他では中々見ることができません。三ツ矢沢を訪れた際には、是非川底に目をこらしてください。

平成25(2013)年6月掲載

こちらの記事もおすすめです

山の神のお祭り

 鹿角市三ツ矢沢地域の中新田集落は、古くから尾去沢鉱山と関わりが深く、鉱山町に売るための炭焼きが盛んに行われていました。そうした山の仕事の安全と商売繁盛を祈って、毎年2月12日に近い日曜日に行われる山の神のお祭りは、ちょ...

伝統行事・イベント

伝統行事

尾去沢鉱山

 鹿角市三ツ矢沢地域と切っても切れない関係にあるのが、地域の東の山向こうにある「尾去沢鉱山」です。三ツ矢沢は尾去沢鉱山の「山かげ」と呼ばれ、鉱山で働く人々を支えてきました。  尾去沢鉱山は金・銅を主に産出し、江戸...

自然・施設

体験施設

数珠(じゅず)まわし

 大勢で大きな数珠を回し念仏を唱える、「百万遍念仏」としてよく知られる行事です。秋田県内各地で行われており、呼び方や日取り、しきたりが地域ごとに大きく違いますが、ここ、鹿角市三ツ矢沢地域の下新田、中新田の両集落でも行...

伝統行事・イベント

季節の行事