画像:石の塔

 「石の塔」は、秋田県大館市越山地域と青森県大鰐町の県境にそびえたつ、高さ約24m、周囲74mの巨大な岩です。

青森県大鰐町では、「石の塔見ねうぢ(見ないうちは) でっけごと(大きなこと) しゃべらいねぞ(しゃべられないぞ)!」と、よく言われており、石の塔の大きさを物語っています。

 江戸時代の紀行家、菅江真澄もこの石の塔を訪れ、「掌をつと立てたような」と評しています。江戸時代から薬師山神社の御神体として信仰を集め、眼病に効くとされてきました。

とはいえ、その姿は、かなり近づかないと見ることができません。石の塔へは、越山地域の有志でつくる「越山十日会」が立てた看板にそって林道を進み、石の塔登山口から青森県境を目指して森の中を一時間ほど歩くと、木々の間から巨大な一枚岩が姿を見せます。

 この石の塔にちなみ、大鰐町では毎年6月に、「万国法螺吹き大会」を開催しています。越山地域と大鰐町は、石の塔を通じて毎年交流しており、法螺吹き大会にも参加しています。

平成23(2011)年4月掲載

【お問い合わせ】大館市 田代総合支所
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●ウェブサイト:大館市役所(外部リンク)

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