男鹿半島南側の台地にある中世城館です。
安東愛季が天正5(1577)年に以前からあった城を整えたものといわれています。城跡は標高100m前後の丘陵に築かれ、古館(馬乗り場)、内館地区を中心に曲輪群が広がり、その面積は東北地方でも最大級です。
曲輪、土塁、空堀、井戸跡などが良く残っており、特に内館地区から見える日本海や鳥海山などの眺望からは、日本海側を支配しようとした安東氏の心意気を感じることができます。現在、発掘調査が継続して行われ、当時の様子が徐々に分かってきています。
指定の有無 | 調査完了遺跡(青) |
---|---|
遺跡名 | 脇本城跡 |
地図番号 | 206-6-(4) |
よみがな | |
市町村 | 男鹿市 |
所在地 | 男鹿市脇本字七沢ほか |
種別 | 史跡 |
現況 | |
土地所有者 | |
遺構・遺物 | |
所蔵者 | |
備考 | 県指定史跡 平成9年3月14、国指定史跡 平成16年9月30日、管理団体指定 平成20年7月11日 |
時代 | 中世 |