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歴史を知る

昭和55年から続く自治会報「前野だより」

画像:昭和55年から続く自治会報「前野だより」

 「前野だより」は前野地域の全世帯に配布している自治会報です。
 昭和51年、18世帯でスタートした前野自治会は急速に住宅建設が進み、昭和54年には124世帯までに増加しました。地域情報をいち早く住民と共有するために作られたのが「前野だより」です。町内行事や自治会役員の紹介、住民の転入・転出や慶弔の情報などを伝える役割を果たし、平成26年末現在、656号まで発行しています。
 
 昭和55年4月に1号を発行して以降、35年間、歴代自治会長が途絶えることなく制作を続けてきました。当初、原稿は全て手書き作業。コピー機が無い時代はガリ版印刷機による手刷りで月2回のペースで発行していましたが、1回につき150枚以上刷る作業は手間もかかり、大変だったと言います。現在はパソコンを使用し、月1回、A4サイズの片面モノクロ印刷で発行しています。
 
 「前野だより」は歴代自治会長が個々に制作していたため、自治会で所持しているバックナンバーの中には足りない号が何号もありました。そこで住民に呼びかけたところ、保管していた住民の協力もあり、1号から全て揃えることができました。永久保存版として自治会で保存しています。
 
 「前野だよりが途絶えず続いてきたのは先輩たちのおかげ」と、現自治会長の秋元忠雄さんは話します。発足当初からの自治会活動が全て記録されており、住民に何をどのように伝えるか、試行錯誤されながら文章を綴られてきました。100号、200号といった記念の節目には、住民の地域への思いが記された寄稿文も多く掲載されています。地域の歴史と思いが詰まった「前野だより」は、前野地域の歩みの結晶でもあり、大きな宝なのです。
2015年3月31日掲載

■参考文献『前野町 二十年のあゆみ』『前野だより』

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