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名物に触れる

小様トンネル

画像:小様トンネル


  国道105号線から小渕方面へ進み、上小様地域へ向かう坂道を登っていくと、延長463m、2車線の「新小様トンネル」が見えてきます。そして新小様トンネルのすぐ右手には、車が1台通れるくらいの、舗装された狭い道が見えます。

 この道は、上小様地域の人々が、集落から阿仁町に抜ける生活道路に使用していた「旧小様トンネル」へ続く道です。

 現在は生活道路の面影はありませんが、登り坂を進んでいくと平成9年(1997年)まで現役だった幅3~4m、車1台がようやく通れる「旧小様トンネル」が見えてきます。

 旧小様トンネルに向かう登り坂は急こう配で、冬場は危険を伴います。住民は坂を登る前に車のタイヤにチェーンを巻いてから車を発進させたといいます。

 上小様と下小様の両自治会は全住民で「期成同盟会」を結成し、秋田県庁の事業を活用し、平成9年(1997年)、現在の新小様トンネルの竣工に漕ぎ着けました。
 現在、小渕から上小様へは、不自由することなく、新小様トンネルを通過して通りぬけることができますが、住民のみなさんは、苦労を重ねて旧トンネルを長年使用してきました。
 新小様トンネルの上に今も眠る旧小様トンネルには、小様の人々の生活の歴史が刻まれています。
2012年5月掲載

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