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歴史を知る

火振りかまくらの炭俵づくり

画像:火振りかまくらの炭俵づくり

 仙北市角館を中心に広く周辺で行われている伝統行事「火振りかまくら」。空の炭俵に火をつけて振り回し、無病息災などを祈るお祭りです。

 この時に使われる炭俵を作っているのが、北部川崎地域を始めとした「川崎老人クラブ」の皆さんです。個人で作られていた炭俵づくりを、昭和40年代から「老人クラブの仕事としてできないか」と旧角館町の観光課と交渉し実現しました。それから40年近くの間、火振りかまくらで使われる炭俵はここで製作されていました。
 
 炭俵の材料は大量の「スゲ」。2mを超えるスゲを刈り取り、炭俵づくりまで家の壁に並べて乾燥させます。家々の壁に沢山のスゲが並ぶ風景は、北部川崎地域ならではのものです。
 乾燥させたスゲと、稲藁を綯って作った細い縄を、木製の編み機で編んでいきます。最後に「ふり縄」と呼ばれる、振り回すための縄を付けて完成です。
 
 現在は個人個人で制作しているため個数は限られていますが、2月中旬に角館で行われる火振りかまくらは、北部川崎地域の高齢者の方々によって支えられてきたのです。

平成24(2012)年5月掲載
令和3(2021)年1月更新

【関連リンク】産地直送ブログ

仙北市北部川崎地域の炭俵づくり(2019年3月掲載)
北部川崎の火振りかまくら(2013年3月掲載)
北部川崎の夜を照らす、火振りかまくら(2012年2月掲載)

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