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歴史を知る

火振りかまくらの炭俵づくり

画像:火振りかまくらの炭俵づくり


  角館を中心に広く周辺で行われている伝統行事「火振りかまくら」。空の炭俵に火をつけて振り回し、無病息災などを祈るお祭りです。

 
 この時に使われる炭俵を作っているのが、北部川崎地域を始めとした山谷川崎の老人クラブの皆さんです。個人で作られていた炭俵づくりを、昭和40年代から「老人クラブの仕事としてできないか」と旧角館町の観光課と交渉し実現しました。それから40年近くの間、火振りかまくらで使われる炭俵は、ここで製作されています。
 
 炭俵の材料は大量の「スゲ」。2mを超えるスゲを刈り取り、炭俵づくりまで家の壁に並べて乾燥させます。家々の壁に沢山のスゲが並ぶ風景は、北部川崎地域ならではのものです。
 乾燥させたスゲと、稲藁を綯って作った細い縄を、木製の編み機で編んでいきます。最後に「ふり縄」と呼ばれる、振り回すための縄を付けて完成です。
 
 老人クラブ全体で作る数はなんと5000個以上! 2月中旬に角館で行われる火振りかまくらの炭俵を、すべて作っていると言うのだから驚きです。まさに、火振りかまくらはこの地域の高齢者の方々によって支えられているのです。
 
2012年5月掲載

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