江戸中期から明治中期にかけて130年にわたって生産され、秋田県を代表する焼き物として知られる「白岩焼」。材料となる良質な陶土が豊富だったことで、仙北市白岩(しらいわ)地域は焼き物の一大産地として大いに栄えました。
上ノ台と呼ばれる場所では、白岩焼の職人たちが土を採取し続けるうちにいつの間にか大きな穴がうがたれ、現在では水がたまって周囲300メートルほどのため池「上ノ台堤」へと姿を変えました。春には桜、秋には紅葉と、池の周囲の木々は人々の目を楽しませています。
平成22(2010)年4月掲載
こちらの記事もおすすめです
館山(たてやま)
中世の歴史が残る山城址 仙北市白岩(しらいわ)地域には、中世にこの地を治めた豪族・白岩氏の山城跡「館山(標高220m)」があり、仙北市の史跡に指定されています。白岩地域を通る県道50号から、横手方面に「みずほの里ろ...
自然・施設
史跡
夏のきのこ「トンビマイタケ」
真夏の贅沢、夏限定の貴重なトンビマイタケ 仙北市白岩(しらいわ)地域で「トンビ」「トビタケ」とも呼ばれる「トンビマイタケ」は、秋の舞茸(まいたけ)とは違い、夏に収穫する色が白いキノコです。その味と香りは一度食...
食
買う
山菜・きのこ
直売所
白岩の歴史
古い武家屋敷が立ち並ぶ「みちのくの小京都」こと仙北市の角館。そこから車で15分の場所に、角館より古いといわれる城下町の歴史を残す仙北市白岩(しらいわ)地域があります。 「此白岩もいといと古き処也」と白岩の名を記...
歴史
地域の歴史