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歴史を知る

男鹿中の「ナマハゲ」行事

画像:男鹿中の「ナマハゲ」行事

  大晦日、男鹿市の各集落では、国の無形民俗文化財であり、「来訪神・仮面・仮装の神々」のひとつとしてユネスコ無形文化遺産にも登録されている「ナマハゲ」が行われています。

 男鹿市のほぼ真ん中に位置し、10集落で構成される男鹿中(おがなか)地域でも、「ナマハゲ」が行われている集落があります。

  そのうちの一つ、中間口集落では、青年会メンバーを中心に「ナマハゲ」を行っており、大学の研究調査を受け入れたのが縁で、平成28(2016)年から学生も一緒に行事に参加しました。

 大晦日の夕方、ナマハゲの衣装「ケデ(ワラ製の衣装)」に身を包み、神社にて神事を行い、家々の練り歩きに向かいます。先立ち(家に入っていいか許可を取る人)と呼ばれる案内人が家の住民に「ナマハゲきたども入っていいか?」と確認をし(※注)家の中に入り、子供の名前を呼びながら声をかけ、そのあともてなしを受けます。 
中間口集落では、最後の家に関係者全員が上がり、「今年もいい年だったな。」と確認をして行事が終了します。

 また、男鹿中地域で昔から唯一、「ナマハゲ」行事が行われていない伝統があるのが浜間口集落です。
 旧浜間口村の熊野神社の神様が大変子供を可愛がる神様で、ある年の大晦日の晩に、真山からやってきたナマハゲが村に入ろうとしたときに、橋から突き落としたという言い伝えがあり、それ以来、浜間口集落では「ナマハゲ」を行わず、現在に至るようです。
 
(※注)その年に不幸やお産があった家には、「ナマハゲ」は入りません。こういった家では、玄関先で門踏み(足踏み)をします。
 
令和2(2020)年8月掲載
 
  
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