9月12日(土曜日)、「あきた元気ムラ大交流会 2026 in のしろ」を開催しました!




大交流会は、秋田県内で地域づくりに取り組む皆さんが一堂に集まり、集落同士で活動の交流をし、他の地域の良い事例から新しい学びを得ることで、地域での取り組みに生かしていくことを目的に開催しています。
会場は、能代市にある「プラザ都」。13回目を迎える大交流会には、秋田県内から約190名の方々が集まり、午後1時から午後3時30分までの日程で事例発表や試食交流を行いました。前編、後編に分けて当日の模様をお届けします!
会場は、能代市にある「プラザ都」。13回目を迎える大交流会には、秋田県内から約190名の方々が集まり、午後1時から午後3時30分までの日程で事例発表や試食交流を行いました。前編、後編に分けて当日の模様をお届けします!
●開会あいさつ

初めに、秋田県の谷副知事が、「人口減少や高齢化など、地域を取り巻く環境が変わってきているが、このような時期だからこそ、地域コミュニティの重要性は高まっている。活動の交流をする中で今後の取り組みのヒントになるようなことをつかみ、それぞれの地域に持ち帰っていただきたい。」とあいさつ。
能代市の鍋谷市長からは、「事例紹介での活動交流などから得た、新たな学びを地域での取り組みに生かして元気ムラの発展に役立てていただきたい。」と話していました。
あいさつの後は、2つの地域が事例紹介を行いました。発表の様子をお届けします。
【事例紹介】能代市梅内聚落(しゅうらく) 《山の資源を活用した取り組みをみんなで楽しく》


梅内聚落は、能代市二ツ井地域の北部に位置しています。豊富な山林を活用した活動を進めている「二ツ井宝の森林(やま)プロジェクト」の代表の野呂勝彦さんと、事務局長の船山富雄さんが、その取り組みについて発表しました。
「二ツ井宝の森林(やま)プロジェクト」は、「チェンソーと軽トラで晩酌代を稼ごう!」という合言葉の下、有志が集まり、平成24年に設立されました。
これまでに行ってきた主な活動は、間伐材を薪にして販売する「薪の駅プロジェクト」、自宅で使う薪を自分たちで作る「薪づくり倶楽部」、都市部の住民を対象にチェンソーの操作や丸太イスの製作体験などをしてもらう「森林(やま)の手入れ体験」、「小学生の森林体験」、木工品の製作販売などです。


また、「梅内山菜倶楽部」は女性たちがワラビ採りや出荷作業を共同で楽しく行っており、首都圏のスーパーにも出荷され、何と出荷額が年々増えているとのことです!
そして、昨年立ち上げた青年部は、地域のイベントへの協力や、餅つき大会など独自のイベント開催、ホームページの運営などの活動を行っています。
プロジェクトの課題は、後継者の確保や山林の管理に必要な山の図面の作成、バックホウの購入とのこと。また、食品加工施設も必要になってきているそうです。


船山事務局長が紹介した活動のキーワードは、「1.楽しむことが大事」「2.共同作業でやることに意義がある」「3.目標や希望をもって取り組む」の3つ。これが、梅内聚落の活動の原動力になっているようです。
【事例紹介】三種町下岩川地域 《地域づくり協議会「くらしチーム」の取り組み》


下岩川地域は、三種町の旧山本町に位置し、12の集落から構成される山間の地域です。「下岩川地域づくり協議会」は令和6年に設立され、「農業チーム」「林業チーム」「くらしチーム」「創造チーム」で構成されています。この中から、会長の近藤久信さんと副会長の赤川秀悦さんが、女性が中心の「くらしチーム」の活動について発表しました。

最初に紹介があったのは、赤飯などに用いられる「赤ささげ」栽培の取り組みです。これは、東京・日本橋の老舗和菓子屋から相談があったことがきっかけとなり、地域内の遊休農地で始まったものです。みんなで行う共同作業は楽しく、交流も増えたそうですよ。
そして、「つなぐ料理教室」は、地域に伝わる伝統料理の作り方を次世代につなげていこうと、年に4回ほど開催しています。開催の告知は、SNSでの発信、三種町全域に配られる広報紙への掲載、公式LINE登録者への案内などで、地域外からの参加もあることから、関係人口の創出も視野に置いた活動となっています。「結いの里がっふぇ」は、昨年から始めたカフェで、毎月第1日曜日に営業しており、秋田市や能代市からの来客もあるとのことです。また「ようがっこ」は、今年から始めた新しい取り組み。地域住民が毎月8日にお昼をいただきながら、おしゃべりを楽しんでいます。
赤川副会長は、「農業チーム、林業チームなど、それぞれの活動によって点としては成果が上がってきているが、それを線としてつなげていくことが今後の課題です。」と話していました。
会場の皆さんは、地域のコミュニティを守り次世代に繋げていくことと併せ、関係人口も創出していこうという同協議会の取り組みに刺激を受けている様子でした。

集落の特性を生かしながら、新しい活動を一歩踏み出して実践している2つの事例紹介は、他地域の方々の共感を呼び新たな学びの機会になったようです。人口減少や高齢化という現状を抱えながらも、「限界集落だけど、負けないぞ!」という気持ちと、共同作業で楽しみながら活動をしている事例発表に、「工夫しながら、さまざまな取り組みに挑戦していることはとても参考になった。」「いい刺激をもらったので、今後の活動に生かしていきたい。」という声が聞かれました。
続いて、「あきた元気ムラ大交流会 2026 in のしろ」後編では、試食・体験交流会とアトラクション「鶴形ささら」の様子をお伝えします!

集落の特性を生かしながら、新しい活動を一歩踏み出して実践している2つの事例紹介は、他地域の方々の共感を呼び新たな学びの機会になったようです。人口減少や高齢化という現状を抱えながらも、「限界集落だけど、負けないぞ!」という気持ちと、共同作業で楽しみながら活動をしている事例発表に、「工夫しながら、さまざまな取り組みに挑戦していることはとても参考になった。」「いい刺激をもらったので、今後の活動に生かしていきたい。」という声が聞かれました。
続いて、「あきた元気ムラ大交流会 2026 in のしろ」後編では、試食・体験交流会とアトラクション「鶴形ささら」の様子をお伝えします!