6月1日(日曜日)、大館市山田地域の「Storeたんひ」で、タケノコ山菜祭りが開催され、取材班も現地にお邪魔してきました。
この時期の旬といえば、タケノコ! 秋田県でタケノコといえば「根曲がり竹」ですね。当日の様子をお届けします!
山田地域に到着すると「山田“菜”発見市」の旗がたくさん設置されていました。この旗は、平成21年(2009年)から10年続いた「山田“菜”発見市」で使われたものです。山田の象徴的な地域おこしイベントで使用された旗が、今回は「たんひ“菜”発見市」として、タケノコ山菜祭りを盛り上げます!
Storeたんひは、「買い物支援などの地域課題解決に取り組みながら、住民の交流の場にしようとつくられた商店で、住民の皆さんが運営を行っています。詳しくは元気ムラサイトの記事をご覧ください→「Storeたんひ(ストアたんひ)」と「Cafe Acco(カフェあっこ)」
今回のタケノコ山菜祭りは、オープン5年目を迎え、「小さな店舗でもキラリと光る特色ある“食”と“品ぞろえ”で、お客さんの心に残るイベントとし、定期的に持続性のある行事を目指したい」と、開催されました。
Storeたんひの冷蔵コーナーの根曲がり竹! 住民の方が産地の田代岳で採ってきたものです。壮観ですね。
この日は朝9時からの販売。住民の方はもちろん、大館市や鹿角市など、地域内外から多くのお客さんが集まりました。
根曲がり竹、わらびの水煮販売、タケノコの缶詰予約コーナー。人気の手作りおやきや手作りクラフトかごも販売されています。山田地域は、タケノコ採り名人、料理名人、かご作り名人と、名人が多いんですよ。
「(地元の新聞などで)『たんひ”はすごい、がんばっている』と聞いていたので、前から来たいと思ってた。旬のタケノコも欲しいし、来れて良かった!」と話すお客さんもいました。
外ではムキダケ、なめこの原木も販売していました。山田地域は「きのこの里」を目指し、原木なめこオーナー制度も行っています。この日は青森県弘前市からのお客さんもいました。きのこの原木栽培に興味があり、大館市に相談したところ、山田地域を紹介してもらったのが縁で、ちょくちょく山田を訪問しているそうです。すっかり住民の皆さんと顔なじみでした。
11時からは、「たんひ流タケノコ汁」の販売!
根曲がり竹と山菜ミズ、豚肉の味噌仕立て。「こんなにタケノコとミズが入ってるの見たことねえよ」とお客さんも大満足。住民の方はお鍋持参で家族用に購入されていく方も多かったです。
お客さんが途切れることなく訪れます。お話を聞いてみると「十ノ瀬藤の郷を見にきたら、ここを紹介されたの」という方がたくさんいました!
山田地域内に設置されていた看板です。
十ノ瀬藤の郷は山田地域から車で数分の場所にあり、ここ数年、人気のスポットとなっています。この日は今年度の開園最終日でした。
十ノ瀬藤の郷を運営する「いしころ合同会社」では、タケノコ山菜祭りの情報をInstagramにアップして周知するなど、Storeたんひとコラボレーションしています。こうしてお互いに相乗効果が生まれるのは素敵ですね。元気ムラのInstagramにも、この日の十ノ瀬藤の郷の様子をアップしたので、下記のリンクからご覧ください!
【関連Instagram】
Storeたんひ(@storetanfe)
十ノ瀬藤の郷(@tonosefujinosato)
あきた元気ムラ(@akitagenkimura)
山田の皆さんの活動の積み重ねが、人のつながりをつくり、地域のにぎわいにつながっている、と感じたタケノコ山菜祭りでした!
山田地域からお届けしました!