地球環境について、高校生と地域住民が一緒に考えて取り組む「アースデイ能代」。
能代市内の高校生と、ときめき工房ねま~る、地域おこし協力隊のメンバーで構成され、さまざまな活動を行っています。

今年の4/28~29は「第3回アースデイ能代2024」と題し、落合浜のクリーンアップ、ペットボトルのキャップ回収、
フードドライブ、絵本おもちゃの回収などを行い、大勢の人が環境活動に携わりました♪
「第3回アースデイ能代2024」が開催されました!~能代市役所さくら庭、大会議室編~
「第3回アースデイ能代2024」が開催されました!~落合浜、常盤地域編~

11月24日(日)は、アースデイ能代の活動の一環で、「未利用魚」を使ったレトルト食品づくりが行われました!
当日の様子をご紹介します(^^)

 
 

会場は能代市常盤地域の旧常盤小・中学校。「木都能代」にぴったりの施設ですね。
現在は地域のにぎわい拠点施設「TENOHA(テノハ)能代」としても活用されていますよ。





調理室では「ときめき工房ねま~る」の皆さんが作業中♪
アースデイ能代では、昨年、未利用魚を使った缶詰づくりに取り組みましたが、
今年度は市場に出回らない魚を使ってブイヤベースを作り、レトルトパウチにして商品化しようと取り組んでいます。




ブイヤベースの材料は、八森産のイカ、タコ、しょっつる、能代市、三種町産のトマトやネギを使用しています。
廃棄されるお魚をリユース(再利用)して地元産の食材を使う。環境を考えた商品ですね!
この日は、食材の仕込み作業を行いました。
この後、仕込んだ食材を加工施設にもっていき、レトルトパウチにしてもらいます(^^)
では、仕込みの様子を見ていきましょう~。


 

今回使うタコ。大きいですね~。
見た目は立派ですが、大きすぎると市場に出すのが難しいんですね。
 


 

イカは骨取りが大変です。最初は慣れない作業にねま~るの皆さんも難儀していましたが、
途中からコツをつかんでいました。さすがです(^^)


 

 


高校生たちも、玉ねぎの皮むきやタコを刻む作業にチャレンジ!
レトルトパウチは400パック製造する予定で、これらの材料を準備するのは根気のいる作業ですね。


 

参加していたアースデイ能代の原田さんは「魚をさばくのは初めての経験でした。
今回みたいに不慣れなことでも、教えてもらえるので出来ています。
学校の活動だけじゃなく、今後の社会で役立つことを教えてもらえています。
商品を通して未利用魚の理解を深めてもらいたいです」と話していました。

また、事務局の能登さんは「4月にアースデイの活動で海岸のクリーンアップをした時、
その汚さに驚きました。でも大人が全部やるのではなく、
次世代に関心を持ってもらうためにも、一緒にやることが大事だと思います」と話していました。
一緒に経験を重ねることで、地域や人との関わりも深めていってほしいですね(^^)



上の写真は、完成したレトルトパウチです!(^^) 能登さんから提供していただきました。
これにパッケージをつければ商品として完成しますよ。わくわくしますね♪





今回作ったレトルトパウチのブイヤベースは、
12月14日開催の「のしろまち灯り」で試食用にお披露目される予定です!
さらに、冬休み期間にパッケージデザインを完成させ、来年2月11日に開催する「アースデイ能代活動報告会」で、
商品となったレトルトパウチがお披露目されます!今から楽しみですね。

アースデイ能代のFacebookページにも活動が紹介されているので、ぜひご覧ください!
アースデイ能代(Facebook)

アースデイ能代の未利用魚の取り組みについてお届けしました!