湯沢市横堀地域で「放置柿」を新たな地域資源に活用しようと「地域資源活用プロジェクト」が行われています♪
雄勝中学校、学校運営協議会、横堀地域づくり協議会が協力して、地域課題を解決しようというプロジェクトです。
9月から10月にかけての活動写真を、雄勝地域を担当している集落支援員の本村さんから提供していただきました。
横堀地域の活動をご紹介します!!

ちなみに、放置柿の取組のきっかけとなったのは、今年2月、“畑がない農家”柿木崇誌(かきのきたかし)さんを講師に迎え
横堀地域で開催された「地域資源活用研修会」です。下記のブログもご覧ください(^^)
湯沢市横堀地域で「地域資源活用研修会」を開催しました!


●9月17日(火)雄勝中学校2年生 総合学習の時間


雄勝中学校では「湯沢市の地域課題について考えてみよう」と、2年生を対象に総合学習を行っています。
9月17日は、生徒たちが学校運営協議会委員、横堀地域づくり協議会の皆さんから地域課題のお話を聞きました。


上の写真は本村さんが地域の困りごとである「クマ被害と放置柿」についてお話しているところです。
柿を収穫しないとクマが寄ってきてしまう。でも高齢化などにより柿を収穫できない人が増えているという状況……
そこで「学校、学校運営協議会、横堀地域づくり協議会が一緒にこの課題に取り組んでみませんか?」と提案があり、
2年生みんなで取り組むことになりました!
学校と地域が一体となった連携プロジェクトのスタートです(^^)


●チラシで呼びかけ


まずは「放置柿の収穫を手伝います!!」とチラシを作成し、住民の方に呼びかけました。


●10月21日(月)放置柿の収穫!
 

申し込みのあったお宅で、柿の収穫です!
自分の背丈ほどの場所に実っている柿もあれば、脚立や柿取り棒を使わないと取れない場所に実っているものも。




一言で「収穫」と言っても簡単ではありません。
でも、生徒さんの表情は楽しそうです(^^) 

●10/28(月)…ドライフルーツ作り


この日は、収穫した柿を横堀地域センターでドライフルーツにする作業を行いました。
横堀地域づくり協議会では、昨年から地域資源活用の取組を行っていて、柿を乾燥させるフードドライヤーを導入しています♪
協議会の皆さんから説明をうけて、作業開始!


 

 

地域の先輩たちから教えてもらいながら、柿の皮をむいて、実を等分に分ける作業を行いました♪





フードドライヤーに入れて乾燥させれば出来上がりです。
生徒と住民の皆さんが一緒に作ったドライフルーツ、おいしくなりますように!



集落支援員の本村さんは「今年度から始まったこの取り組みは、学校と地域づくり協議会、地域住民の方など、
たくさんの方々の協力を得て実現することが出来ました。
雄勝中の子どもたちには、身近な地域課題に目を向け、地域貢献する喜びを体験してもらえたら嬉しいです」と話していました。

今後の地域資源活用プロジェクトは、今回の活動に関わった皆さんで試食をしたり、
柿を提供してくださった方に、生徒がドライフルーツにした柿をお届けしたりする予定です♪
継続可能な地域課題の取り組みとして、来年以降も実施し、
将来的には放置柿のドライフルーツを商品化して、地域還元することを目指したいとのことでした。

これからの活動が楽しみですね(^^)
横堀地域からお届けしました!