7月6日(木)、横手市保呂羽地域で山菜の保存方法について学ぶ講習会が開催されました!
保呂羽地域では、GBビジネス(G=じっちゃん、B=ばっちゃんの略)の一環で、首都圏などに山菜を出荷しています。
GBビジネスは、山菜・きのこ採りや、地域に伝わる漬物・菓子作りなど、住民の皆さんの経験・技を生かして収入源に結び付ける活動で、「地域の元気づくり」を目的に行われています。
今回の講習会は、山菜の保存方法を学びながら、地域内で一緒に活動する仲間を増やそうという目的で開催されました。
会場は保呂羽地区センター。旧保呂羽小学校の校舎を活用しており、住民の皆さんたちの学び舎です♪
講師は、県内で同じくGBビジネスに取り組む、仙北市田沢地域のわらび会の皆さんをお招きしました。
山菜の「ミズ」と「フキ」の塩蔵方法を学びます!
皮の剥き方は、皆さん手慣れたもの。普段の生活の中で山菜を食べる習慣が身についてるんですね。
ただ、長期保存するための塩蔵は、各家々で自己流で行われているので、
出荷実績のある田沢わらび会の千葉さんたちに、実演してもらいました!
こちらは、茹でたフキを漬ける様子。フキ→塩→フキ→塩と重ねていって、
最後に剥いたフキの皮をふた代わりに使うそうです。皆さん、真剣に勉強していました!
取材班もミズの皮むきにチャレンジしてみましたが、下処理は手間のかかる作業です。
保呂羽地域の皆さんも、最初は茹で方がうまくいかず、失敗してしまったこともあったそうですが、
今回の講習会のように勉強を重ねて、出荷実績を積み重ねてきました。
講習会の合間に「ミズたたきはどうやって作ってる?」と、楽しい会話が飛び交っていましたよ。
一緒に出荷する仲間が増えるといいですね。
保呂羽地域からお届けしました!