11月19日(金)、湯沢市横堀地域で、燻製づくりが行われました!
なぜ「燻製」なのか?その答えは横堀のシンボル「桜」にあります♪
当日の様子をご紹介します!
横堀地域は桜の名所です。
「おしら様の枝垂れ桜」に「役内川の桜並木」と、
ゴールデンウィークは、多くの観光客が桜を見に訪れます。
地域の桜の保全活動を行っているのが、横堀地域づくり協議会です。
上の写真は10月30日に行われたおしら様の支柱たての様子。
一言で「保全」と言っても、雪から桜を守るための支柱を設置したり、
折れた枝の剪定、肥料をまいて栄養を与えるなど、作業は年中行われます。
協議会の方も「桜の作業はエンドレスだよ」と話していました。
おしら様は200歳を越えるので、支柱たてと肥料散布は大事な作業。
今年は計10回、協議会で肥料を散布したそうですよ。
こちらは冬のおしら様。
左の写真、左上に雪が固まっているのですが、放置すると枝が折れてしまいます。
横堀地域づくり協議会では、おしら様がある赤塚集落の方に
異常が発生しそうになったら連絡をもらう体制をとり、
協議会メンバーで雪下ろしを行っています。
右の写真は雪下ろしした後の様子。こうしておしら様は、保全されているんですね。
こちらは今年春に撮影した役内川の桜並木。
雪で折れた枝をまとめていますね。
これまで、折れた枝は廃棄するしか方法がなかったのですが、
今年から協議会で枝を粉砕してチップ化する機械を導入しました!
チップ(右写真)にすると肥料に活用できるんです(^^)
11月18日は、このチップを桜並木に肥料として散布しました。
およそ100袋分使用したそうです。
折れた枝を肥料として循環できると嬉しいですね♪
さて、今年の作業もひと段落した横堀の皆さん。
「桜のチップで燻製を作ってみんなで楽しもう!」と燻製を作ることに♪
男性陣も初めての試みですが、美味しい燻製を作る作業はなかなか楽しいものですね。
完成したおつまみの数々(^^)
この日は横堀交流センターでサロンも行われており、
女性陣がお漬物などを持ち寄って、一緒に燻製の試食会を行いました♪
色とりどりの漬物に、女性たちのおもてなしの心を感じます。
左の写真は、横堀地域センターの「よりみち菜園」で収穫した作物♪
コロナで中止していた行事も少しづつ復活してきています。
来年の春、横堀の皆さんが守ってきた桜が咲くのが楽しみですね。
横堀地域からお届けしました!
真ん中のおはぎのようなお菓子は「あずきでっち」。
横堀では、昔から食べられているお菓子です。
寒天、いも天、柿と、甘い食べ物で、今年一年の疲れも癒されますね♪