横手市金沢(かねざわ)地域は、国道13号沿いに位置し、横手市の北部、美郷町仙南地区に隣接する地域です。
後三年合戦の古戦場として知られ、古戦場となった金沢柵の跡地と言われている金澤八幡宮をはじめ、地域内には多くの史跡があります。また、金澤八幡宮の伝統行事として行われる、金澤伝統掛唄、金沢ささら舞は県や市の指定無形文化財となっており、歴史と文化のあふれるまちとなっています。
金沢地域には、全戸が加入する「歴史文化の里づくりをすすめる会」(以下、「里づくりの会」)があり、歴史と文化による地域づくりを行っています。里づくりの会が中心となり、共助組織、朝市の会、子ども見守り隊、資源保全隊などの活動を行っているほか、横手やきそば用のキャベツ栽培を通じた食育活動、いきいきサロンの開催なども行っています。他にも、地域内の歴史文化を継承するため、地域の子どもたちを対象とした、金澤八幡太鼓、金沢ささら舞の継承活動にも力を入れています。
最近では、若い世代が主催するバザーの開催などを通じて、全世代の交流促進にも取り組んでいます。
※人口・世帯数は令和2(2020)年4月1日現在の横手市のデータです。