男鹿市鮪川 人口:170 人 世帯数:83 世帯

5月28日に滝の頭で行われる今木神社の祭典

今も鮪川地域に受け継がれる大晦日のなまはげ

古くから男鹿の農業用水や飲料水として使われてきた湧水群「滝の頭」

地域の特産にと取り組む「滝の頭クレソン」

地域のあらましと歴史

 男鹿市鮪川(しびかわ)地域は、男鹿半島の北部に位置し、北に日本海、東・西・南の三方は丘陵で囲まれた地域です。
 鮪川地域には古くから飲料水や農業用水として利用されてきた湧水「滝の頭」があります。一日の湧出量は2万5千トンにものぼり、長きに渡って男鹿の水需要を支えてきました。
 滝の頭は、男鹿市滝の頭浄水場で見学許可を取得すれば見学できます。湖水の透明度は極めて高く、優雅に泳ぐ魚の姿をはっきりと眺めることができる神秘的なスポットです。
 滝の頭の守り神である「今木神社」では、毎年5月28日、鮪川自治会により、例祭が行われています。遊歩道を挟んで社殿と反対側には、例祭の際に祈祷を捧げる拝殿が建てられています
 鮪川自治会では、平成22(2010)年から、滝の頭の水を利用した「クレソン」の栽培に取り組みました。翌年からは、住民による直売所「しびかわの店」もオープンさせ、これらの活動を通して住民の交流を図っています。

※人口・世帯数は令和6(2024)年4月1日現在の男鹿市のデータです。

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