四ツ小屋地域の一部の集落で伝わる郷土料理「じぇんべ」。蒸した里芋に小豆あんを絡めたもので、一見するとあんこ餅のように見えます。

 主に冠婚葬祭時や女性たちの無尽講の集まりの時に作られ、農閑期に入る頃に収穫される里芋を使い、お菓子代わりに食べられていたこともあったようです。「じぇんべ」と呼ばれるいわれは諸説あるようですが、「ぜんざい」がなまり秋田弁で「じぇんべ」になったのではないかと言われています。

 子どもの頃の味を懐かしむ方々の良い思い出になっている「じぇんべ」は、現在も地域の一部で作られています。

令和7(2025)年12月掲載

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