保量神社

 末戸松本地区の東南東に位置する「保量神社」。社殿に沿うように仁井田堰が流れていて、樹齢100年を超す公孫樹の大木がそびえ、荘厳なたたずまいを見せています。創建は明和2年(1765)年と伝えられ、今日まで260年の長きにわたり地区の人々の心のよりどころとして崇拝されてきました。
 建立に力を尽くしたのは祭神でもある川村新吉翁。一面の荒れ地だった末戸松本地区に岩見川から水を引いて30町歩余りの開田に成功しました。その際、出土した「青石」の下から湧き出た水が新田を潤したことから、ご神体として現在も祀られていると伝えられています。

 かつては、境内でのソフトボールや仁井田堰での水泳ぎなど、子どもたちの格好の遊び場でした。
   新年の参拝者は100名近くに上り、8月17日の例大祭には祭り旗がひるがえります。隣接する御所野地区のにぎわいをよそに、土着の信仰がしっかりと受け継がれているのです。

 神社境内から景色を眺めていると、奥羽本線を走る電車や秋田新幹線こまちに出会えることがあり、その迫力満点の景色をカメラに収めようと、多くの鉄道ファンも訪れる場所になっています。

令和8(2026)年2月掲載

                                神社境内から見える景色


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